そろそろ新しい学年が始まりますね。子どもたちを迎える準備はもう済ませているでしょうか。
さて今日は、始業式初日に何をするのか、という話です。
始業式前日夕方くらいから僕がどんなことをするのかを今日は書いてみたいと思います。
前日の夕方:ウェルカム黒板
ウェルカム黒板と聞くと、黒板アートを想像される方も多いと思います。僕は黒板アートに関しては賛成でも反対でもありません。ただ一つはっきりと言えることがあるとするならば、
ぼくにはできません!だって、絵がへたですから…。
でも、子どもたちへのメッセージなら書けますよね。
①みんなに会いたかったこと
②今年一年間がとてもたのしみなこと
③どんな風にみんなとすごしたいか
そんなことを短い文章で書いておくと良いと思います。ポイントはあくまで短く、です。
だって、子どもたちって…黒板を読まない子が多いです。だからこそ端的にわかりやすく、伝えたいことを書いておくと良いですね。
当日の朝は教室で子どもを迎えよう
これに関しては学校によってはできない場合もあるかもしれません。
僕が務めている学校は朝、下駄箱に新しいクラスの名簿を貼っておいてそれをみて子どもたちは新しい教室へ入ってきます。
そして大切なことは、
「〇〇さんおはよう。今年一年よろしくおねがいします。」
と名前をしっかりと読んでから挨拶をすること。あたり前のことかもしれませんが、初日に名前でしっかりと呼ぶことが僕は大切なことであると思っています。
朝の時間~始業式まで
僕は最初の保護者会までに1度は家庭に「ほめ連絡帳」を書くことにしています。
学校から連絡帳が来るのに最初がマイナス連絡帳ではいやですよね…。
黄金の3日間なんて言葉がありますけれど、子どもたちも本当によく頑張ってくれますのでほめるポイントはたくさんあります。いっぱいメモしておくといいですよ。
始業式直前~始業式
ここでは子どもたちとちょっと遊びます。
Tさぁいまから始業式に行くんだけどどんなレベルで会場に行けるかな?低学年レベル?中学年レベル?高学年レベル?中学生レベルでもいいよ?
なんて聞いてみましょう。大半の子が高学年、中学生レベルを選びます。
ここでポイントなのが低学年レベルを選ぶ子がいてもあえて触れないこと。
そしてそんな子も結構がんばります。あとからぼそっと…
T低学年レベルでいくって言ってたけどすっごくかっこよく頑張ってたね。
と声をかけてあげるといいです。
また、それぞれのレベルがどんな内容なのかを短い時間で子どもたちと考えるといいと思います。子どもたちって結構視点を持ってますよ。
C廊下に一言も話さずにならぶ
C一言も話さずに会場まで行く
など言ってくれるはずです。
始業式後のHR①自己紹介~所信表明
始業式から帰ってきたらたくさんほめてあげましょう。
その後はまずは自己紹介。そして質問タイム。自己開示は大切です。
ただ大切なのは失礼な質問にはしっかりとそう伝えるべきです。
さて、そのあとは所信表明ですね。
T今から、まじめな話をするよ。
と、真剣な表情で大いに語りましょう。
始業式後のHR②初日は楽しく遊んで帰ろう
ぼくは初日は遊んで帰ります。
みんなで力を合わせて何かを成し遂げる系の遊びがおすすめです。
コロナになる前は「電流びりびり」という遊びをしていました。
みんなで丸くなって手をつないで、手をぎゅっぎゅっと握って一周何秒ってやつです。
何をやってもokですが大切なのは「みんなで協力してできたね」って言えること。
そして、楽しいこと。
初日は学校にこれただけですばらしい!という感覚を持っておくことが大切です。
おわりに
さて、ぼくの初日はざっとこんな感じです。
あまり参考にならなかったかもしれませんが他の人がどんな風に初日を迎えているのかを知ると自分の計画も立てやすくなるかなと思います。
ぜひとも自分なりの子どもたちとの出会いをたのしんでくださいね。
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