新年度がはじまりましたね。そろそろ授業準備も始めるころではないでしょうか。
とつぜんですが、みなさんは授業準備はどのようにしていますか。
僕は教員になってからずっとノートを使ってきました。
今までに作った教材研究ノートはいまだに捨てられずに山のようになっています。それはそれでいいんですけどね。ここ数年は授業準備のために、ipadのGoodnotesというアプリを使っています。
といっても、想像しにくいと思うのでイメージをのせますね。
このような感じです。数字の場所には
- 学年_単元名_第〇時_〇〇年度
- 板書計画
- 授業の流れ・適応問題
- 実際の板書
- 自分の授業の振り返り・児童の振り返りなど
を書き込んだり挿入したりするようにしています。
それぞれの場所についてもう少し詳しく書いていきますね。
学年_単元名_第〇時_〇〇年度
ここまで細かく書いておかなくてもよいのではないか、と思われるかもしれませんが、これを書いておくとあとあとの時短・働き方改革につながります。このGoodNotes5は、何が便利って「手書きも検索できること」にあります。もちろん、他のアプリでも検索はできますが、ぼくの汚い字でもしっかりとヒットします。
「この前実践したときは、どんな授業をしたかな?」
と、数年後に授業を振り返るときってないですか。
そんなときに、本棚の中からノートを探さなくても検索さえすればすぐに目的のページまでジャンプすることができます。
板書計画
実際の黒板の写真を撮影して、PowerPointで罫線を書き込んで使っています。縦横比が自分の教室通りで板書計画ができるのがとっても便利です。
授業の流れ・適応問題
地味におすすめなのが、「適応問題」です。
教科書の問題だけではなく、いくつかの問題集かのページを写真をとって挿入しておくと子どもたちの様子を見てどの問題を使うか考えて出題できます。
実際の板書
あくまで授業は子どもと作るもの。
自分の板書計画だけを残しても今後の授業改善にはつながりません。
実際の板書を撮影して残しておくと、
「あの子があの時〇〇って言ってたな。」
と思い出しやすくなりますよ。
自分の授業の振り返り・児童の振り返りなど
児童の振り返りで次時へつなげたいことをここに撮影して挿入しておけば授業づくりにすぐに役立てることができます。
また、自分自身の振り返りもなるべく早いうちに書いておけば数年後に同じミスをしなくなります。
さて、いかがでしたでしょうか。
何よりも、ipadが1台あれば学校だけではなく、cafeでも家でも公園でも…どこでも授業準備ができるようになります。
問題集も何冊かpdfで入れておくと便利です。
みなさんの授業づくりの一助になればうれしいです。
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